オペラ座の怪人――羽生結弦選手2014-2015FS曲

オペラ座の怪人――羽生結弦選手2014-2015シーズンFS曲

フィギュア男女シングルのショートプログラム、フリーともに歌入りの曲が使えるようになった2014-2015シーズン。
グランプリファイナル金メダルの羽生選手を始め、たくさんのスケーターが選んだのが『オペラ座の怪人』です。 オペラ座に潜む怪人と歌姫の悲恋を描いた名作の魅力を、ひもといてみたいと思います。

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オペラ座の怪人ってどんな話?

原作者は小説家兼新聞記者のガストン・ルルー。新聞記者の能力を活かし、オペラ座を徹底取材した上で書かれたもので、取材談の形で一見ノンフィクションのように見えるつくりにした小説です。 時は19世紀末。オペラ座の若い女優クリスティーヌは、自分の楽屋の裏から聞こえる『天使の声』に導かれてその才能を発揮し始めました。
その声に嫉妬したクリスティーヌの恋人ラウルは、声の主を探り始めるのですが――そう、この声の主がオペラ座の怪人ことエリックだったのです。 この作品は映画やテレビ、ミュージカルと、たくさんの展開を見せる人気作となりました。

ミュージカルの魅力、音楽の力

もっとも知られているのがミュージカル版『オペラ座の怪人』でしょう。
ミュージカルは3作ありますが、アンドリュー・ロイド=ウェバー版が有名で、2004年にはこれに基づいた映画も作られています。 原作は怪奇ロマンの雰囲気が色濃いですが、ミュージカル版はラブストーリー。
オペラ座の怪人とクリスティーヌ、ラウルの三角関係を巡ったラブロマンスが、美しいメロディの音楽でドラマティックに描き出されます。 ニューヨークではいまだにロングランが続き、日本でも1988年から劇団四季による公演が行われ、すっかり定番となっていますね。 誰でも耳にしたことのある印象的なテーマに始まる、このミュージカル版の音楽を作曲したのはアンドリュー・ロイド=ウェバー。
彼の音楽の魅力が、ヒットの要因となっていることは間違いありません。

フィギュアスケートでは大人気の曲

今シーズンのフィギュアで使われているのは、もっぱら2004年の映画版の曲とのこと。

羽生結弦選手のプログラムでは、4分30秒の間にかなり細かく
曲を編集してつないでいるようです。

冒頭後にとても印象的な、胸に迫るヴァイオリンのメロディが続きますが、
これはヴァイオリンとチェロのための協奏曲として編曲された
『Phantasia』から『The Point of No Return』の部分を抜粋したもの。

そして映画のサントラから『The Music of the Night』へと続きます。

村上佳菜子選手は、SPでクリスティーヌを、そしてFSで怪人を演じて話題となりました。

ショートプログラムは、クリスティーヌが歌う『Think of Me』。
フリーでは怪人を模した衣装も話題になりましたね。

無良崇人選手もフリーで『オペラ座の怪人』を披露。
黒いパーティースーツのような衣装に白と黒の手袋で、テーマ曲に合わせてダイナミックなジャンプを見せてくれました。

また過去にも、日本では高橋大輔選手、鈴木明子選手が使用し、
海外でもたくさんのフィギュアスケーターが『オペラ座の怪人』
の音楽を選んでいます。

ミュージカルの舞台で、また映画のDVDでも、一度は見ておきたい名作と言えるでしょう。

オペラ座の怪人

羽生選手の2014シーズンSP曲 ショパンのバラード1番

多くの選手がSP・FS曲として取り上げる「カルメン」

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