ちょっと日常を離れて、週末、あるいは連休を利用して、気軽な一泊旅行にでも。
そんな時最初に思いつく行き先は「温泉」ではないでしょうか。
気軽な一人旅、気の合う仲間とのお泊まり女子会、恋人との一泊旅行……。
ちょっとした小旅行は癒やしにも気持ちのリフレッシュにもなりますね。
気軽にいきたいから、荷物も少なく、身軽に出かけたいものです。
一泊二日の温泉旅行、最低限の持ち物リストを見ていきましょう。
荷物は最大2つまで
これもあったほうがいいかもしれない、これも何かの時に使うかもしれない。
そう考える人は、旅行の荷物はどんどん増えていってしまいがちです。
旅行に持っていく荷物は、最大で二つにおさめましょう。
二つといっても、大きなカバン二つではありません。
荷物を入れるカバンを一つ、宿からちょっと外へ出る時に財布や携帯電話などを入れて持っていけるような小さめのバッグを一つです。
そこにおさまるだけ、と決めれば荷物が増えすぎてしまうのを防げます。
一泊二日の温泉旅行 持ち物リストはこれ!
それでは、必要なものをリストアップしていきましょう。
- 現金
- 家にいるわけではないので、ちょっとした飲み物、足りないものの買い足しなど、思っている以上にいろいろとお金がかかります。少し多めに用意していきましょう。万一の時のためにカード類も忘れずに。
- 旅館代などの経費、食事代、観光費と事前に分けて、必要なお金まで使ってしまわないように気をつけましょう。
- また、チェックイン後のちょっとした外出用に小さめのお財布を用意しておくと便利です。
- チケット類
- 新幹線の切符、飛行機のチケット(帰りの分も)、ホテルクーポンなど、事前に入手しておいたチケット類は忘れずに全部持っていきましょう。
- 携帯電話
- 何かあった時に家族に連絡をとるだけでなく、簡易デジカメとしても使えます。
- とくにスマホの場合、近隣の地図、乗り換え案内や時刻表、周辺のグルメ情報からコンビニ情報といった情報が調べられるお役立ちアプリも充実しています。
- 旅を快適にするためにも、忘れず持っていきましょう。ネットをしすぎなければ充電設備も不要です。
- 保険証
- 旅先でどんなアクシデントがあるとも限りません。
- けがや病気でなくとも、身分証明書を求められることもあります。
- かさばるものではありませんから、最低限、コピーだけでも持っていくようにしましょう。
- 着替え
- 一泊の旅行でしたら大げさな着替えは不要です。
- 下着類とトップスの替え程度で十分でしょう。
- 温泉ホテルであれば浴衣などの用意もあると思いますが、浴衣を着慣れていなくて胸元などが不安な場合はスリップドレスや裾の長いTシャツなどを1枚、インナー用に持っていくと安心です。
- 化粧品・薬
- 最低限はコンビニやドラッグストアで売っているお泊りセット的なもので十分ですが、女性ならいつも使っている化粧品を使いたいですよね。
- 旅行用の小さいサイズのものや、百均で詰め替え容器を入手して小分けにして持っていきましょう。コットン、綿棒も少量。
- 常用している薬のある人はそれも忘れずに。
- また、恋人との旅行なら念のため避妊具も。
最低限必要なものといったら、このくらいかと思います。
かさばるものは何もありません。通勤用のバッグがちょっと大きめのかたならそのまま流用してもいいくらいです。
そもそも国内旅行、それも温泉となれば土地そのものがある意味観光客慣れしています。
旅館やホテルにはアメニティの用意がありますし、よほどの秘境にいくのでなければ足りないものを手軽に買い揃えられるコンビニもあるはずです。
足りないものは現地調達。
たいていのものは手に入ります。
あると便利かもしれないもの
まだバッグには余裕がある、もうすこし何か入れられるけれど、という時にはこの中からどうぞ。
- デジカメ・ビデオカメラ
- 写真をたくさんとりたい・記録は媒体で残しておきたいという人には必須アイテムかもしれません。
- 今はスマホのカメラが非常に高性能なので、さらにデジカメ・ビデオカメラを持っていくかは意見の別れるところだと思います。
- 充電ケーブル・コンセント
- 旅行中にもかかわらずひたすらゲームをし続ける、誰かと電話で話し続ける……。
- こんなことがないのであれば、一泊二日程度では電池はなくなりません。
- ですが、ヘビーユーザーなら万一のためにコンセントとケーブルはあると安心かもしれません。
- ビニール袋
- コンビニの小さな袋か、スーパーで水ものを入れるような袋を1、2枚。
- 着替えた下着や、ハンカチを濡らしてしまって乾かなかった時などに入れて帰るのに便利です。
- 薄手のショッピングバッグやエコバッグ
- おみやげを買いすぎて持ち物が多くなってしまった時にまとめるのに使えます。
- もっとも、お土産物屋さんで頼めば大きな袋はもらえますし、頼まなくても「まとめましょうか」と言ってくれることも多いので、忘れると困るようなものではありません。
- ゲーム・本・音楽プレイヤー
- 恋人や友達といく旅なら退屈する間もないと思いますが、一人旅の道中や夜、同行者が眠ってしまって寝そびれた時などは、ともすれば退屈してしまうかも。
- そんな時にゲームをしたり、読みたいと思いながらなかなか読む機会のなかった本をひもといたり、大好きな音楽を流したりするのも、ぜいたくの一つの形かもしれません。
いるようでいらないものは?
荷物を作っていると、ついつい、あれもこれもと入れたくなってしまうもの。
ですが、こんなものはおうちに残していきましょう。
- 大量の着替え
- 先ほどおすすめした帰り用のトップスに、浴衣の中に着るうすい服。
- それ以外に部屋着・お散歩用の服・夜寒かった時のためにもこもこの靴下、腹巻き、カーディガンもう1枚……。
- 「要るかもしれない」と考え出したらきりがありません。
- どうしても防寒が気になるなら、薄手のストールや羽織りものを一枚。そのくらいにしておきましょう。
- 救急セット
- バンドエイドや傷薬、消毒薬、ガーゼに湿布薬、包帯。
- あれば確かに何かの時に便利ですが、一泊二日の旅行で必要になる可能性はかなり低いです。
- とくに消毒スプレーのボトルはかさばりますから、必要になった時にコンビニで買いましょう。
- たくさんのタオル
- ハンドタオルやタオルハンカチを1、2枚ぐらいならいいですが、スポーツタオルやバスタオルを、しかも複数枚持っていくのは荷物がかさばるだけです。
- とくに温泉つきの宿泊施設にはタオルは必ず用意がありますし、共同浴場などの、街なかの温泉にもたいてい貸しタオルがあります。
- 無理に荷物を重くしてまで持っていく必要はありません。
- おやつ
- 現地調達できるものの最たるものです。
- せっかくの旅行なのですから、おやつがほしい時はおみやげの試食をかねて、現地の名産品を楽しみましょう。
快適な旅の秘訣は少なくて軽い荷物です。
荷物が少なければ少ないほど、準備にかかる時間も、帰宅後荷解きにかかる時間も少しですみます。
「足りなければ現地調達」
このことを忘れずに、コンパクトな荷造りをして、身軽な旅に出かけましょう。