日本人に馴染みの深い和食の一つに、みそ汁があります。
とくにこの季節、温かいみそ汁が食卓に並んでいると安心しますよね。
ここではみそ汁の魅力を改めて発見していきたいと思います。
みそ汁の栄養
みそ汁は、大豆から作られた味噌を溶いて作ります。
つまりみそ汁の栄養イコール大豆と同様だと考えてもよいでしょう。
大豆は誰もが知っているとおりの万能食で、栄養素の宝庫です。
大豆には主に、必須アミノ酸・ミネラル・ビタミン・繊維質などが含まれています。
がん・脳卒中・高血圧・糖尿病といった生活習慣病を予防するためにも大豆や味噌は役立つと言われています。
女性には嬉しい大豆イソフラボンも含まれているので、美肌も期待できますね。
これだけでもみそ汁には、重要な栄養素がたくさん含まれていることがよくわかります。
ちょっと今日は栄養のバランスが悪いな、というときはぜひみそ汁をつけましょう。
味噌汁が一品あるだけで随分バランスのとれた食卓になりますよ。
簡単に作れるみそ汁レシピ
みそ汁の最大の魅力の一つに、具材の豊富さが挙げられます。
幅広い具材と合うみそ汁ですが、ここではおいしく健康的、且つ簡単に作れるおすすめレシピを紹介していきます。
まずは、みそ汁具材の代表でもあるわかめ。
乾燥わかめであれば、煮たてたお湯に入れるだけですぐに戻るので、手間がかかりません。
わかめが戻ったら味噌を溶くだけなので、簡単であっという間に作ることが出来ます。
何より嬉しいのが、わかめも栄養豊富な海藻であることです。
次のおすすめレシピは、玉ねぎと卵です。
玉ねぎを薄く切り、お湯が沸騰して玉ねぎが柔らかくなったら味噌を溶きいれます。
味噌が溶けたら溶き卵を流し、卵が固まったら完成です。
玉ねぎは火が通って甘くなり、卵が味噌をマイルドにしてくれてとても美味しいです。
他のおかずを作るときに玉ねぎが余ってしまったら、ぜひ作ってみてください。
最後のおすすめレシピは、豆腐とキムチです。
豆腐はみそ汁の王道ですが、キムチは意外な食材ではないでしょうか。
作り方は簡単。
通常通り豆腐のみそ汁を作り、10秒ほど電子レンジで温めたキムチを上に乗せるだけです。
みそ汁の温度を下げないためにもキムチは必ず温めてください。
味噌とキムチの辛さが絶妙にマッチし、食欲をそそります。
キムチと豆腐の食感の違いも楽しめるでしょう。
意外な食材ですが、キムチは体を温めてくれる効果があります。
冬におすすめの一品です。
インスタントも活用しよう
いくらみそ汁が健康にいいといっても、必ず作るのは時として気が重くなることもあるでしょう。
今はコンビニやスーパーなどでインスタントみそ汁が何種類も売られています。
具材と味噌をカップに出してお湯を入れるだけなのでとても簡単です。
それにカップ型になっているものも多いので、食器を出さなくて済みます。
具材も様々あり、目移りしてしまうほどです。
時間がないときや外出時・オフィスなどでは、積極的にインスタントみそ汁を活用していきたいですね。
みそ汁の魅力は何よりも簡単にバリエーションを増やせること。
お好みの具材をあれこれ試しながら、まずは一日一杯、自分に合ったスタイルでみそ汁を飲み始めてみませんか。