スコットランドの守護聖人、聖アンドルーの日

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今朝、こんなツイートを見ました。

https://twitter.com/VisitBritain_JP/status/538517962609950720

ん?セントパトリックデーなら知ってるけど、と思ってちょっと興味がわいたので調べてみました。

聖アンドルー
イエスの使徒の一人で、シモン・ペドロの兄弟
ペトロ、ヤコブ、ヨハネに次いで4番めに挙げられている
参考:wikipedia

キリストの4番めの弟子ということですね。

このアンドルーという名前、日本だと「アンドリュー」と書かれることが多いです。
ですが、dのあとのrewでリューという発音はしません。
rの巻き舌の加減で「リュー」と聞こえるだけで、「リュー」ではないのです。

この名前はギリシア語のΑνδρέας (Andreas)に由来し、「男らしい者・勇敢な者」を意味するそうです。
アンドルーは英語読みで、ギリシャ語では前述のとおりアンドレアス、ドイツ語でも同じ読み、フランス語だとアンドレ。

有名なまんが、ベルサイユのばらのアンドレのネーミングも、ここからきているのですね。

聖アンドルーは、スコットランドの守護聖人とされています。
4世紀ごろに彼の遺骨の一部がスコットランドに移されたという伝説から信仰されてるようです。

スコットランドの国旗も聖アンドルーにまつわるもので、彼が磔に処せられた時の十字架の形を模した聖アンドルー十字と呼ばれるものです。

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処刑される聖アンドレ wikipediaより

そのアンドルーの守護聖人の日が11月30日。
スコットランドではこれを記念して祝日としています。
伝統的な食事、詩の朗読やバグパイプの音楽、カントリーダンスなどを楽しむイベントが各地で行われます。

こちらでは伝統料理のレシピが見られます。→ スコットランド公式サイト

ローズマリーを効かせた子羊のロースト、おいしそう!!

初冬のスコットランドに旅行してみたくなりますね!



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