ニベアでスキンケア・その方法と気をつけたいこと

青缶

ロングセラーの化粧品『ニベア』。
青に白文字のシンプルなパッケージのクリームは、誰もが一度は使ったことがありますよね。
最近では壇蜜さんが愛用していることでも有名で、優秀な、コストパフォーマンスのいい化粧品として知られています。

今日は『青缶』と呼ばれるニベアクリームについて、王道から裏技の使い方までをお伝えしたいと思います。

ニベアの成分と基本的な使い方

まずは、ニベアクリームの成分一覧です。

水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸AL、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料

ニベアの特徴は、ミネラルオイル(流動パラフィン)、ワセリン、パラフィンなどの油性成分が多いクリームということ。
使ったことがある方なら油分が多いのは感触でおわかりかと思いますが、油分で肌に蓋をして、乾燥を防ぐことを目的としたクリームです。
ラノリンアルコール、スクワラン、ホホバ油などが保湿成分です。

ニベアの油性成分はほとんど石油由来ですから、肌へ浸透することはありません。
つまりニベアの最大の持ち味は、その油分の力で肌に防御膜を張り、水分を飛ばさないようにすることなのです。

身体の、特に乾燥した部分に塗ればしっかりと肌を守ることができます。
かかとやひじはもちろん、全身に使ってみてください。
夜寝る前にたっぷり使えば、朝のお肌がすべすべに。

コスパのいいニベアだからこそ、惜しみなく使用できるというものですね。

ニベアでフェイスケア・ガッテン塗りって?

フェイスケアの方法で、通称『ガッテン塗り』という方法があります。
これは洗顔後やお風呂上がりの濡れた肌に、化粧水をつけず直接クリームを塗るやり方です。
テレビ番組から広まったこの方法に、ニベアクリームが効くということで一躍話題になりました。

ニベアは油分で肌に膜を張るものですから、この使用方法に一理あるのも納得がいきますね。
特に、それまでのスキンケアで洗顔やスクラブをし過ぎているなど、肌から油分を取り過ぎるケアをしていた人には絶大な効果があったようです。

ですが油分が多いクリームですから、脂性肌の方やニキビの多い人は、逆効果になる可能性があります。
分量に気をつけて、少しずつハンドプレスしていくなど、塗り方に工夫をしてみてください。

またアルコール、石油成分、香料などに弱い敏感肌の方も、注意して使用した方がいいかもしれません。

肌は十人十色、本当に千差万別です。万一肌荒れを起こしてしまった場合は、すぐに使用を中止してくださいね。

こんなところにもニベアは使えます!

ニベアの、普通のスキンケア以外の使い方はたくさんあります。
爪に塗り込めば二枚爪を防げますし、ごくごく薄く伸ばせばヘアワックスや髪のスタイリングにも。
手にしっかり塗ってからゴム手袋をして洗い物をすると、冬の手荒れが防げます。

また顔そりをする時のシェービングクリームとして使うと、乳液とは違って液だれもせずに、スムーズに剃ることができます。

番外的な使い方としては、なんと、木製製品のワックス代わりに使用できます。
思いのほか美しいつやが出ると評判です。
色の変化や家具の色落ちが心配な方は、目立たないところで試してから使用してくださいね。

手近で便利なニベアを上手に使って、毎日の暮らしに役立てましょう。

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